近年「福岡のハワイ」と呼ばれるほどリゾート開発が進んでいる糸島エリア。夏場に多くの観光客が訪れる芥屋海水浴場や姉子の浜などで、バカンス気分を味わえます。
糸島には、芥屋海水浴場、志摩芥屋、姉子の浜、千如寺、雷山、フォレストアドベンチャー、怡土城、鳴き砂、平原遺跡、伊都郷土美術館などの観光スポットがあります。
また、うどん、そうめんちり、カフェなどのご当地グルメもおすすめです。
釜で3日間炊き上げ、杉樽で寝かせた昔ながらの製塩法で「またいちの塩 焼塩」は、作られています。 製塩所「工房とったん」 玄界灘の内海と外海がぶつかり合い、海と山の豊富なミネラルが交わる糸島半島の先端で、海の恵みをたっぷり味わえる塩作りを行っています。 100%海水を使用 原料は100%海水を使い、くみ上げた海水を立体塩田の上から竹を伝わせて10日間ほど循環させます。濃度が濃くなった海水を塩田から平釜に移し、ゆっくり煮詰めて結晶をすくい、杉の樽で一晩寝かせます。こうして「またいちの塩」(炊塩)ができるのです。 またいちの塩 焼塩の特徴 このしっとりした炊塩をさらにじっくりと鉄釜で煎る...»
雷山は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市の境に位置する山で、標高は954.5メートルです。脊振山系の北部に属し、その分水嶺を形成しています。山頂は福岡県側にあり、そこからは福岡市街や玄界灘を一望できる絶景が広がります。雷山は、その雄大な自然景観と神秘的な伝説で、地元の人々に古くから親しまれてきました。 山頂に広がる層々岐野と神功皇后の伝説 雷山の頂上の下には、広大な草原「層々岐野(そそぎの)」が広がっています。この地には、神功皇后にまつわる伝説が伝えられており、歴史的な背景を持つ場所としても知られています。この野原の名にちなみ、雷山は「層々岐岳(そそぎだけ)」という別名でも呼ばれています。頂上に...»
桜井神社は、福岡県糸島市志摩桜井に位置する神社で、福岡藩二代藩主黒田忠之によって創建されました。正式名称は「櫻井神社」であり、境内には伊勢神宮の内宮と外宮から勧請された「櫻井大神宮」が隣接しています。この神社は、その歴史的背景と神聖な雰囲気で、地域の信仰の中心として多くの人々に崇敬されています。 概要 社伝によると、慶長15年(1610年)に大雷雨が発生し、その際、現・本殿の後方にある岩戸神窟が開き、神霊が現れたとされています。この神霊の出現により、さまざまな霊験が報告され、その噂を耳にした福岡藩二代藩主の黒田忠之は、家臣を2度にわたり当地に派遣し、神威を確認したと伝わっています。その後、...»
雷神社は、福岡県糸島市に位置する神社で、雷山(標高955m)の中腹に鎮座しています。この神社は「雷神宮」とも呼ばれ、古くから地域の信仰の中心として親しまれてきました。旧社格は県社であり、長い歴史と伝統を持つ神社です。 ご祭神と祭日 雷神社では、水火雷電神(瓊々杵尊)、高祖大神(彦火火出見尊)、香椎大神(息長足姫尊)、住吉三神、八幡神の五柱の神々が祀られています。これらの神々は、雷山の守護神として、地域の人々から厚く信仰されています。毎年9月16日に行われる祭日は、多くの参拝者が訪れ、賑わいを見せます。 境内神社と上宮 雷神社の境内には天満宮があり、ここには菅原道真公をはじめ、事解男尊、...»
芥屋海水浴場は、福岡県糸島市志摩芥屋に位置する美しい海水浴場です。糸島半島の西部、玄界灘に面しており、夏には多くの海水浴客で賑わいます。この海水浴場は、透明度が高く美しい海岸線を持ち、快水浴場百選に選ばれています。さらに、周辺には豊かな自然環境と観光スポットが点在しており、家族連れや観光客にも人気のスポットです。 美しい海と豊かな自然 芥屋海水浴場は、玄海国定公園内に位置しており、その自然環境の美しさで知られています。海水は非常に透明度が高く、穏やかな波が特徴で、泳ぐのにも適した環境です。海岸は弓なりに広がっており、砂浜が続く美しい景観を楽しむことができます。波が穏やかであるため、子ども連...»
姫島は、福岡県西部の糸島半島から北西に約4kmの玄界灘に浮かぶ小さな島です。人口は147人(平成27年時点)で、福岡県糸島市に属しています。島全体が豊かな自然と歴史を持ち、訪れる人々を魅了する観光スポットが点在しています。 美しい風景と猫たちの楽園 姫島を訪れると、島のあちらこちらで自由気ままに過ごす猫たちの姿を見ることができます。こののんびりとした雰囲気は、訪れる観光客に癒しを与えてくれることでしょう。島の風景は四季折々の美しさを見せ、特に晴れた日には美しい海と島々のコントラストを楽しむことができます。 鎮山(ちんざん)とその周辺の観光スポット 島の中央に位置する「鎮山」は、島の最高...»
高祖山は、福岡県福岡市と糸島市の境に位置する標高416mの山で、古代には怡土城(いとじょう)、中世には高祖城(たかすじょう)として重要な役割を果たしていました。この山は、歴史的な背景を持つだけでなく、登山や自然観察のスポットとしても人気があります。 山名の由来と別名 山名の由来「高祖山」という名称の由来ははっきりしていません。古い文献には「高祖」や「高祖の峰」、「高祖山」などの表記が見られます。山の西麓には高祖神社があり、この神社が山の名前の由来とも考えられますが、逆に山の名前が先にあり、その後に神社が名づけられたという説もあり、定かではありません。 別名「臥牛山」また、地元では高祖山は...»
可也山は、福岡県糸島市に位置する標高365.0メートルの山です。糸島半島の西部に位置し、唐津湾に接しています。その標高は500メートルに満たないものの、美しい円錐形を持つ成層火山であり、糸島半島の平野部全域からその姿を望むことができます。その優美な姿から「筑紫富士(つくしふじ)」「糸島富士(いとしまふじ)」「小富士(こふじ)」などと称され、郷土富士のひとつとして親しまれています。 可也山の地質と歴史 石材産地としての歴史 可也山の山体は主に花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん)で構成されており、古くから良質な石材の産地として知られていました。登山道の中腹には、福岡藩時代の採石場跡が残されてお...»
志摩歴史資料博物館は、福岡県糸島市に位置する、地域の歴史と文化を保存・展示する施設です。博物館は、旧志摩町で発掘された考古学的な資料を一般に公開する目的で、1996年に開館しました。2009年に糸島市が発足したことにより、この博物館は糸島市の施設として運営されることとなりました。 博物館の概要 志摩歴史資料博物館は、旧志摩町が玄界灘に面しているという地理的特性を活かし、「海」をテーマにした常設展示を行っています。志摩地域は、古くから海を介した交易が盛んで、様々な文化や技術がもたらされました。博物館では、そうした歴史的背景をわかりやすく伝える展示が行われており、訪れる人々に糸島半島の豊かな歴...»
伊都国歴史博物館は、福岡県糸島市に位置する、地域の歴史と文化を伝える博物館です。元々は「伊都歴史資料館」として1987年(昭和62年)7月に旧館で開館し、2004年(平成16年)10月29日に前原市立の博物館として新館が開館しました。その後、2010年に市町村合併によって前原市が廃止され、現在の糸島市が新設されたことにより、糸島市立の博物館として運営されています。 博物館の建物と展示 博物館は、新館と旧館の二つの建物から構成されています。新館の1階には企画展示室と常設展示室1があり、エスカレーターで3階に上ると常設展示室2があります。3階からは連絡通路を通じて旧館の2階に移動でき、旧館の常...»
深江海水浴場は、福岡県糸島市二丈深江に位置する、家族連れや観光客に人気の海水浴場です。この海水浴場は玄界灘に面し、旧二丈町の北部、一貴山川の河口付近に広がっています。白く美しい砂浜が全長700メートルにわたって続き、夏の海水浴シーズンには多くの訪問者で賑わいます。 魅力的な特徴 遠浅で安全な海岸 深江海水浴場の最大の魅力は、遠浅の海岸です。長さ700メートルの砂浜は、水深が浅く、子どもから大人まで安心して海水浴を楽しむことができます。特に小さなお子様を連れた家族にとって、安全で楽しめるスポットとして人気があります。白い砂浜はサラサラとしており、裸足で歩くと心地よい感触を楽しむことができま...»
糸島市は、福岡県の最西部に位置し、自然豊かな景観と歴史的な名所が魅力の観光地です。糸島半島を中心に、玄界灘に面した美しい海岸線や豊かな自然環境が広がり、都会の喧騒を忘れてリラックスできるスポットが点在しています。さらに、福岡市からのアクセスが良いため、観光地や移住先としても注目を集めています。今回は、糸島市の観光名所、歴史的スポット、そして自然の魅力について詳しくご紹介します。 糸島市の地理とアクセス 糸島市は、北側と西端部が玄界灘に面し、南側は脊振山地に接するため、山と海の自然が調和した地域です。東側は福岡市に接しており、南西部は佐賀県の唐津市、南東部は佐賀市と接しています。JR筑肥線や...»
芥屋の大門は、福岡県糸島市志摩芥屋の海岸に位置する日本最大の玄武岩洞で、1966年(昭和41年)に国の天然記念物に指定されました。表記としては「芥屋大門」とも書かれることがあります。高さ64メートル、奥行き90メートル、間口10メートルの洞窟は、玄武洞や七ツ釜とともに「日本三大玄武洞」として知られています。その壮大な景観は、訪れる人々を魅了します。 玄界灘に面した日本最大の玄武岩洞 芥屋の大門は、糸島半島の北西部に位置し、玄界灘に面しています。このエリアは六角形や八角形の玄武岩柱状節理が広がる美しい景観を誇り、一帯は玄海国定公園に指定されています。特に、芥屋の大門は日本最大の玄武岩洞として...»
二見ヶ浦は、福岡県糸島市志摩桜井に位置し、玄海国定公園内にある美しい海岸です。地元では桜井二見ヶ浦(さくらいふたみがうら)や筑前二見ヶ浦(ちくぜんふたみがうら)とも呼ばれています。海岸から約150m離れた海中には、象徴的な夫婦岩がそびえ立ち、観光地として多くの人々に親しまれています。 歴史と文化的背景 二見ヶ浦は古くから神聖な場所とされ、1968年に福岡県の名勝に指定されました。その後、「日本の渚百選」や「日本の夕陽百選」にも選ばれ、特に夕日の美しさで知られています。夕方になると、海に沈む美しい夕日を一目見ようと、多くの観光客が訪れます。 伊弉諾と伊弉冉の神話 二見ヶ浦の夫婦岩は、伊弉...»
千如寺は、福岡県糸島市の標高954.5メートルに位置する雷山の中腹にある真言宗大覚寺派の寺院です。山号は「雷山(らいざん)」で、本尊は千手観音です。この寺院は「千如寺大悲王院(せんにょじだいひおういん)」や「雷山観音(らいざんかんのん)」とも称され、樹齢約400年の大カエデがあり、特に紅葉の名所として広く知られています。 千如寺の歴史 開創と伝承 寺の伝承によれば、千如寺は成務天皇48年(西暦178年)にインドの霊鷲山から渡来した僧「清賀(せいが)」によって開かれたとされています。これは、仏教が日本に伝来するよりも300年以上前のことになります。その後、聖武天皇の勅願によって道場が設けら...»