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福岡市美術館

(ふくおかし びじゅつかん)

福岡市美術館は、福岡県福岡市中央区に位置し、大濠公園の敷地内に佇む市立美術館です。この美術館は、地元福岡を代表する文化施設として、地域の芸術文化の発展に大きく貢献しています。

所蔵作品

美術館には、古美術から近現代美術まで約16,000点もの作品が収蔵されています。ただし、アジアの近現代美術作品の大部分は、1999年3月に開館した福岡アジア美術館に移管されました。

常設展示

福岡市美術館の常設展示は、「近現代美術室」と「東光院仏教美術室」に分かれています。

近現代美術室

この展示室では、九州の近代画家を中心に、国内外の近代絵画や彫刻が展示されています。以下に、展示されている主な作品をご紹介します。

東光院仏教美術室

この展示室には、旧福岡藩主黒田家の菩提寺であった薬王密寺東光院が寄贈した貴重な仏像が展示されています。

特別展示

福岡市美術館では、一般的な企画特別展示に加え、市民や学生、美術サークルなどの作品展示も幅広く行われています。特別展示室や市民ギャラリー、日本画工芸室、小展示室、企画展示室、古美術企画展示室など、さまざまなスペースを利用して多様な展示が開催されています。

文化財の展示

福岡市美術館には、多くの重要文化財が所蔵されています。特に尾形乾山筆による「紙本著色花篭図」や、黒田資料など、歴史的価値の高い作品が展示されています。

リニューアルと再開

福岡市美術館は、2019年3月21日に約2年半に及ぶ長期リニューアル工事を経て再びオープンしました。このリニューアルにより、施設は大幅に改善され、現代的な美術館として新たな息吹を吹き込まれました。

開館時間と料金

福岡市美術館の開館時間は、9:30から17:30まで(入館は17:00まで)です。また、7月から10月の金・土曜日は20:00まで延長開館(入館は19:30まで)しています。定休日は月曜日および年末年始(12月28日から1月4日)です。

常設展示の入場料は、一般200円(150円)、高校生・大学生150円(100円)、小学生・中学生は無料です。特別企画展示の入場料は、各展覧会ごとに異なります。

アクセス

福岡市美術館は、公共交通機関や自動車でのアクセスが便利です。以下に、主要なアクセス方法を紹介します。

公共交通機関

福岡市地下鉄をご利用の場合、大濠公園駅(福岡市美術館口)または六本松駅(科学館前)からそれぞれ徒歩10分でアクセスできます。また、西鉄バスの利用も便利で、13番・140番のバスは福岡市美術館東口バス停で下車後徒歩3分、6-1・13番・140番のバスは福岡城・NHK放送センター入口バス停で下車後徒歩5分、赤坂三丁目バス停からも徒歩5分です。

自動車でのアクセス

福岡高速環状線をご利用の方は、西公園出入口から約3㎞の距離に位置しています。

Information

名称
福岡市美術館
(ふくおかし びじゅつかん)

博多・天神・太宰府

福岡県