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梅ヶ枝餅

(うめがえもち)

梅の刻印入りのお餅は、焼きたてパリッの食感が身上

大宰府市内でよく見かける梅の刻印入りの焼餅。もち米とうるち米をブレンドした薄いお餅の生地で、小豆あんをくるみ鉄板で焼き上げる。太宰府天満宮の祭神である菅原道真が不遇の配所時代に困窮した生活を送っているのを近在の尼さんが見かねて、道真公が好んだ梅の枝に添えて焼餅を差し上げたという逸話に由来するもの。梅は使用していないため、梅の味や香りがするわけではない。焼きたてのパリッとした香ばしい食感と素朴な味わいの餡子餅。参道周辺には、食べ歩きやおみやげ用のテイクアウトができる梅ヶ枝餅の販売店が30軒以上あり、神社の門前などでみなアツアツを幸せそうにほおばっている。お土産として持ち帰る場合はやわらかい食感になりがちなので、オーブンで焼き直すとよい。

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名称
梅ヶ枝餅
(うめがえもち)

博多・天神・太宰府

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