白水大池公園は、福岡県春日市に位置する美しい公園で、自然豊かな環境と多彩な施設が魅力です。公園内には、歴史ある潅漑用池「白水池」や、自然林が広がっており、市民や観光客にとって憩いの場となっています。桜の名所としても知られ、春には多くの花見客で賑わいます。
白水大池公園は、粕屋町の「駕与丁池」、直方市の「感田池」と並び、筑前三大大池のひとつとされる「白水池」を中心に、周辺の自然林を含む16ヘクタールの広大な敷地を持つ公園です。公園内には、池を囲む2.1kmの遊歩道、壮大な噴水、多目的広場、高さ13メートルの展望台などが設けられており、散策や運動、観光に最適な場所です。
また、白水池は1664年に築造されたと伝えられる歴史ある潅漑用池で、その周辺には松林が広がっています。これらの自然環境を生かして整備された総合公園として、訪れる人々に四季折々の風景と静かな時間を提供しています。
公園の中央に位置する噴水広場は、訪れる人々の目を楽しませる美しい場所です。特に夏季には噴水が涼しげな雰囲気を醸し出し、家族連れや散策に訪れた人々に人気のスポットとなっています。
ちびっ子広場は、子どもたちが自由に遊べる遊具が揃ったエリアです。家族で訪れる際には、小さなお子様も安心して楽しめるスペースが提供されています。
多目的広場は、スポーツやイベントなど様々な用途に利用できる広々とした空間です。市民や団体が予約して利用することができるため、地域の交流や活動の場としても活用されています。
芝生広場は、広々とした緑の空間で、ピクニックや日光浴などに最適な場所です。家族や友人とリラックスした時間を過ごすことができます。
星の館は、公園内にある天文台施設で、夜には星空観察会などが行われます。宇宙や星に興味のある方々にとって、特別な体験ができる場所です。日中も観光スポットとして訪れることができます。
展望台は、高さ13メートルの塔で、周囲の景色を一望できる絶好のビュースポットです。晴れた日には公園内だけでなく、遠くの山々や街並みも望むことができ、訪れる人々に感動的な風景を提供します。
白水大池公園は、地元の人々だけでなく、観光客にも開かれた公共の場所です。以下に、利用に関する情報をまとめました。
住所:福岡県春日市下白水209
料金:入園は無料です。ただし、多目的広場の使用には利用料がかかりますので、ご注意ください。
開園時間:公園は入園自由ですが、駐車場の利用時間は午前9時から午後10時までです。夜間の駐車場利用にはご注意ください。
休園日:公園自体に休園日はありませんが、多目的広場は利用可能期間が決まっています。1月5日から6月19日、7月21日から10月14日、そして11月16日から12月27日の間のみ利用可能です。
白水大池公園へのアクセスは、公共交通機関や車を利用することができます。以下に、各アクセス方法を記載します。
西鉄バス: 西鉄天神大牟田線春日原駅またはJR九州鹿児島本線春日駅から、西鉄バス「惣利南口」行き、または「月の浦営業所」行きに乗車し、「松ケ丘入口」で下車すぐです。
JR博多南線: 博多南駅からやよい上白水線に乗車し、「白水大池公園ちびっこ広場前」で下車すると、すぐに公園へアクセスできます。
自家用車で訪れる場合、九州自動車道の太宰府インターチェンジから約4.5kmの距離です。公園内には駐車場も完備されていますので、車でのアクセスも便利です。
白水大池公園は、自然の美しさと充実した施設が調和する素晴らしい公園です。四季折々の風景を楽しみながら、家族や友人とリラックスしたひとときを過ごすことができます。福岡県春日市を訪れた際は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。歴史ある白水池とその周辺の自然、そして多彩な施設が、訪れる人々に心癒される時間を提供してくれます。