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福智山ろく花公園

(ふくちさん ろくはな こうえん)

福智山ろく花公園は、福岡県直方市に位置し、福智山の麓に広がる美しい自然と花々を楽しめる公園です。四季折々の花々が彩り、訪れる人々を魅了します。

公園の特徴と魅力

四季折々の花々

福智山ろく花公園は、四季折々の花が楽しめることで知られています。春には桜やポピーが咲き誇り、夏にはアジサイやスイレンが美しく彩ります。秋にはコスモスが広がり、冬には梅やスイセンが咲くなど、一年を通してさまざまな花が楽しめます。

百合原のユリ

この地域の地名である「百合原」にふさわしく、園内にはさまざまなユリの花が咲き誇ります。珍しいササユリやヒメサユリなども見られ、ユリ好きにはたまらないスポットです。

園内施設と活動

園内では、花苗や植木などの工芸品を販売しており、訪れた際にお土産として購入することができます。また、休憩所の茶店では、お茶や軽食も楽しめ、ゆっくりと自然を満喫できます。芝生広場にはアスレチックがあり、子供たちが遊べるエリアもあります。

四季折々の花ごよみ

福智山ろく花公園では、各季節に咲く花々が訪れる人々を魅了します。以下に季節ごとの花をご紹介します。

春の花(3月〜5月)

園内では河津桜、染井吉野、しだれ桜などさまざまな種類の桜が咲き誇り、5月の初めまで花見を楽しめます。

ギンヨウアカシア

銀色を帯びた葉と黄色い花が特徴的なギンヨウアカシアが風に揺れる様子は、まるで絵画のようです。

エビネ

ラン科の山草であるエビネは、樹林の下でひっそりと咲く可憐な花です。特にキエビネは、大きな花をつけて園内を彩ります。

夏の花(6月〜8月)

ハス

6月には大きな花を咲かせるハスが見頃を迎えます。35鉢のハスが並び、その壮観な景色は訪れる人々を魅了します。

ユリ

園内では2000株以上のユリが咲き誇ります。珍しい種類も多く、ユリ愛好家にとって見逃せないスポットです。

アジサイ

梅雨の時期に咲くアジサイは、青、紫、赤などさまざまな色で園内を彩ります。

秋の花(9月〜11月)

紅葉

福智山ろく花公園では、秋になると紅葉が広がり、訪れる人々は「紅葉狩り」を楽しむことができます。赤や黄色に色づいた木々が園内を彩り、落ち葉が作り出す美しい絨毯の上を散策できます。

フジバカマ

秋の七草の一つであるフジバカマは、アサギマダラという蝶の旅の途中に立ち寄ることで知られています。フジバカマの蜜を求めて飛来する蝶々を見ることができるのも、この季節ならではの魅力です。

冬の花(12月〜2月)

ソシンロウバイ

冬には半透明でロウ細工のような花びらを持つソシンロウバイが咲きます。その香り高い黄色の花は、寒い冬に温かみをもたらします。

ウメ

春を先取りするかのように、冬の終わりから梅の花が咲き始めます。特にしだれ梅は豪華で、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

エリアごとの見どころ

花園と見晴らし広場

園内で最も高い場所に位置し、季節のワイルドフラワーとともに遠くの景色を一望できます。

山野草園

季節ごとに可憐な山野草が咲き、自然の美しさを感じることができるエリアです。

ユリ園

百合原という地名にふさわしく、色とりどりのユリが咲き誇るエリアです。

ハス池と茶屋

ハス池の隣にある茶屋では、6月に大輪を咲かせる蓮の花を楽しみながら、ゆっくりとしたひとときを過ごせます。

交通アクセス

公共交通機関を利用する場合

JR九州筑豊本線直方駅から、西鉄バス永満寺循環線に乗車し、「永満寺」で下車します。その後、徒歩で約15分(1.2km)で公園に到着します。

車を利用する場合

マイカーでのアクセスも便利です。九州自動車道の鞍手インターチェンジから約12.5km、または八幡インターチェンジから約7kmで到着します。駐車場も完備されています。

Information

名称
福智山ろく花公園
(ふくちさん ろくはな こうえん)

筑豊・行橋

福岡県