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柳川・久留米・筑後

柳川、久留米、筑後の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

柳川 久留米 筑後 観光ガイド

柳川・久留米・筑後の観光・旅行 Info

柳川エリアの観光地

柳川川下り(お堀めぐり)

柳川と言えば「川下り」。どんこ舟に乗り、お堀をめぐる水郷の風景を堪能できます。船頭の唄や案内を聞きながら、風情ある柳並木や歴史的建築物を眺めるのは格別の体験です。

北原白秋生家・記念館

詩人北原白秋の生家と記念館では、白秋の生涯や作品世界に触れることができます。文学ファンにとっては必見の場所です。

御花(旧柳川藩主立花邸)

江戸時代の柳川藩主・立花家の邸宅で、日本庭園「松濤園」と資料館、レストランを併設。歴史と優雅さを感じられるスポットです。

久留米エリアの観光地

石橋文化センター

文化施設と庭園が融合した石橋文化センター

久留米成田山(成田山久留米分院)

巨大な不動明王像で知られる成田山久留米分院

久留米市鳥類センター

家族連れに人気の動物園兼遊園地

高良大社(こうらたいしゃ)

筑後一宮として知られる高良大社

筑後エリアの観光地

船小屋温泉郷と恋ぼたる

筑後市にある船小屋温泉郷

九州芸文館

新幹線筑後船小屋駅に直結する芸術文化施設。アート展示や体験教室などが開催され、文化的な時間が過ごせます。

溝口竈門神社

鬼滅の刃ファンにも注目される溝口竈門神社

恋木神社(こいのきじんじゃ)

水田天満宮の境内にある恋愛成就のパワースポット。ハートのモチーフが随所にあり、若いカップルや女性に人気です。

柳川・久留米・筑後のグルメガイド

柳川エリアの名物とグルメ

うなぎのせいろ蒸し

柳川を代表する郷土料理といえば「うなぎのせいろ蒸し」。蒲焼きにしたうなぎを錦糸卵と一緒にご飯にのせ、蒸して味をなじませた料理で、甘辛いタレが絶品です。

おすすめの店

元祖本吉屋(がんそもとよしや)は創業300年以上の老舗。伝統の味を守り続けています。

若松屋も人気が高く、地元民から観光客まで幅広く支持されています。

柳川海苔と川魚

筑後川の水質に育まれた海苔川魚料理も見逃せません。焼き海苔や佃煮はお土産にも最適です。

久留米エリアの名物とグルメ

久留米ラーメン

とんこつラーメン発祥の地とされる久留米。濃厚でコクのある白濁スープが特徴です。麺は中太ストレート、トッピングにはチャーシュー、キクラゲ、ネギが一般的。

おすすめのラーメン店

大砲ラーメン:昭和28年創業。昔ながらの味を守る「昔ラーメン」が人気。

清陽軒:こってりながらもクセのないスープが好評。

焼きとり(豚バラが主役)

久留米の焼きとりは鶏ではなく「豚バラ」が主役。キャベツと一緒にタレでいただくのが特徴的で、居酒屋文化の一端を担っています。

梅酒・地酒

久留米には酒蔵が点在し、地酒や梅酒も豊富。「杜の蔵」や「山の寿」などの酒蔵見学も可能です。

筑後エリアの名物とグルメ

八女茶

日本有数の高級煎茶産地である「八女地方」では、濃厚な旨味の八女茶が有名。抹茶スイーツやソフトクリームなどアレンジ商品も豊富です。

いちご(あまおう)

福岡県ブランドのいちご「あまおう」は、筑後地域でも多く生産されています。直売所や道の駅で購入できるほか、いちご狩り体験も人気。

温泉地の食事処

船小屋温泉周辺には、地元野菜や湧水を使った素朴で温かい料理を提供する食事処があり、ヘルシー志向の方にも好評です。

お土産におすすめの品

柳川のおすすめ土産

  • 柳川海苔の佃煮 - ご飯のお供にぴったり。
  • 白秋羊羹 - 北原白秋にちなんだ風味豊かな和菓子。

久留米のおすすめ土産

  • 久留米絣(くるめがすり) - 伝統工芸品で、バッグや小物が人気。
  • 大砲ラーメンのインスタントパック - お土産にしても喜ばれる。

筑後のおすすめ土産

  • 八女茶(煎茶・玉露) - 高級茶葉は贈答用にも最適。
  • あまおうを使ったスイーツ - クッキーやジャム、チョコレートなど。

柳川・久留米・筑後の季節の祭り・イベント

柳川市の祭りとイベント

柳川雛祭り さげもんめぐり(2月中旬〜4月初旬)

柳川の春を彩る風物詩。女児の健やかな成長を願い、色鮮やかなさげもん(吊るし飾り)が町中に飾られます。お雛様とともに柳川らしい優雅な空間が広がります。

特徴

江戸時代から続く伝統行事で、水郷柳川の掘割を舟で巡る「お雛様水上パレード」も見どころの一つです。

柳川川下りこたつ舟(冬季)

冬季にはこたつのついた舟で掘割を巡る「こたつ舟川下り」が楽しめます。寒い時期でも観光客をもてなす心遣いが魅力です。

久留米市の祭りとイベント

久留米つつじまつり(4月)

約100種、3000本のつつじが咲き誇る久留米つつじを称える花の祭典。久留米は全国的にも有名なつつじの産地です。

久留米ほとめき通りまつり(5月・秋)

地元の商店街が中心となって行う、音楽やパフォーマンスが満載のまつり。「ほとめき」とは久留米弁で「おもてなし」を意味し、温かい雰囲気が特徴です。

水の祭典 久留米まつり(8月)

久留米最大の夏祭り。約1万人の市民が踊る「一万人のそろばん総踊り」は圧巻で、屋台やステージイベント、花火大会なども催されます。

特徴

西鉄久留米駅周辺が歩行者天国になり、市民総出の賑わいを見せます。夜には「そろばん踊り」と花火がクライマックスを飾ります。

筑後市と周辺のイベント

恋木神社 縁結び祭(10月中旬)

全国でも珍しい恋愛成就専門の神社「恋木神社」で行われる祭り。カップルや若い女性に人気があり、ピンク色の絵馬やハート型の御守りなどが話題です。

船小屋温泉祭(春・秋)

船小屋温泉郷で行われる地元密着の祭り。筑後川の豊かな水を背景に、地域の伝統芸能や出店、健康イベントが開催されます。

地域全体の特徴的な行事・文化

だんご汁・お雑煮文化

筑後地域では正月や行事の際に「だんご汁」や「具だくさんの雑煮」を食べる習慣が残っており、各家庭ごとに特色があります。

祭りへの地域参加意識の高さ

この地域では市民参加型の祭りが多く、地域住民や学生が積極的に出演・運営を担う文化が根付いています。来訪者も歓迎されやすい雰囲気があります。

柳川・久留米・筑後の気温・天候

福岡県南部に位置する柳川市・久留米市・筑後市は、温暖な気候に恵まれた地域で、四季の移ろいがはっきりと感じられるエリアです。年間を通して比較的降水量が多く、特に梅雨と台風の時期は天候に注意が必要です。

春(3月〜5月)

気温と気候

春は気温が徐々に上昇し、日中は過ごしやすい陽気が続きます。3月の平均気温は10℃前後、5月には20℃近くまで上昇します。桜の名所も多く、花見シーズンには多くの観光客が訪れます。

服装と注意点

朝晩はまだ冷えることがあるため、薄手のジャケットやカーディガンが必要です。3月下旬から4月上旬は花粉症対策もおすすめです。

梅雨(6月〜7月上旬)

気温と気候

梅雨の時期には湿度が非常に高く、雨の日が多くなります。気温は25℃前後とやや高めで、蒸し暑さを感じやすいのが特徴です。

注意点

集中豪雨や土砂災害の恐れがある地域もあるため、観光中は天気予報や交通情報をこまめにチェックすることが重要です。レインコートや折りたたみ傘を常備しましょう。

夏(7月中旬〜9月)

気温と気候

夏は非常に暑く、最高気温は35℃を超える日もあります。日差しも強いため、熱中症対策が欠かせません。夜間も気温が高く、熱帯夜となる日が続きます。

台風について

この地域は台風の通過ルートになりやすいため、7月下旬から9月にかけての旅行には台風の接近に注意が必要です。鉄道や飛行機の運行にも影響が出ることがあります。

秋(10月〜11月)

気温と気候

秋は気温も湿度も落ち着き、観光に最も適したシーズンです。10月の平均気温は20℃前後、11月には15℃程度となり、快適な気候が続きます。

観光のおすすめ時期

紅葉やイベントが多く、筑後川の自然美や城跡、公園めぐりなどが特に人気です。薄手の上着があれば十分に対応できます。

冬(12月〜2月)

気温と気候

冬は比較的温暖ですが、最低気温は0℃前後になる日もあり、朝晩は冷え込みます。積雪はほとんどありませんが、風が冷たいため体感温度は低く感じられます。

特徴的な冬の風景

柳川では「こたつ舟」での川下りが冬の風物詩として人気です。風情ある体験ができるため、寒さ対策をしてぜひ参加してみましょう。

雨・台風などの特徴的な気象現象

年間降水量とその特徴

柳川・久留米・筑後エリアは年間降水量が1800mm〜2000mm前後と多く、6月の梅雨と8〜9月の台風シーズンに集中します。

注意すべき気象ポイント

  • 梅雨末期の豪雨:短時間で大雨になることが多く、観光の際は天候に要注意。
  • 台風接近時:筑後川流域では氾濫や増水の恐れもあるため、河川近くでの観光は控える。

柳川・久留米・筑後へのアクセス

福岡県南部に位置する柳川市・久留米市・筑後市は、福岡市や九州各地からの交通の便が非常に良く、新幹線や高速道路、私鉄、在来線などを利用してスムーズにアクセスできます。以下では、各都市への主なアクセス方法を紹介します。

福岡市内からのアクセス

西鉄電車(西日本鉄道)を利用する場合

福岡市中心部の西鉄福岡(天神)駅から、「西鉄天神大牟田線」を利用すると、以下のようにアクセスできます。

  • 柳川駅まで急行で約50分
  • 久留米駅まで急行で約35分
  • 筑後船小屋駅は西鉄ではなくJR利用(後述)

JR鹿児島本線を利用する場合

福岡市の玄関口博多駅からJRでアクセスする方法もあります。

  • JR久留米駅まで快速で約30分
  • JR羽犬塚駅(筑後市)まで約45分

九州新幹線を利用する場合

新幹線利用なら、さらに短時間で移動が可能です。

  • 博多駅 → 久留米駅:九州新幹線で約18分
  • 博多駅 → 筑後船小屋駅:九州新幹線で約30分

九州各地からのアクセス

熊本・鹿児島方面から

九州新幹線を利用すれば、南九州からも柳川・久留米・筑後へ簡単にアクセスできます。

  • 熊本駅 → 久留米駅:約30分
  • 鹿児島中央駅 → 久留米駅:約1時間30分

大分方面から

JR久大本線(ゆふ高原線)を利用し、大分駅や由布院駅から久留米駅へアクセスが可能です。時間はかかりますが、沿線の景観が魅力です。

空港からのアクセス

福岡空港から

福岡空港からは、地下鉄と西鉄電車またはJRを乗り継ぐ方法があります。

  • 地下鉄空港線 → 博多駅 → JRで久留米・筑後方面へ
  • 地下鉄空港線 → 天神駅 → 西鉄電車で柳川・久留米へ

所要時間は1時間〜1時間半程度です。

車でのアクセス

高速道路利用

九州自動車道・大分自動車道が整備されており、久留米IC、八女IC、みやま柳川ICなどから各地へアクセス可能です。

  • 福岡市内 → 久留米IC:約40分
  • 福岡市内 → 柳川方面:九州道経由で約60分

周辺の交通ハブとの接続

久留米駅・西鉄久留米駅の連携

久留米市にはJRと西鉄の2つの主要駅があり、乗換えがスムーズで市内外の移動がしやすい構造になっています。

筑後船小屋駅と「恋木神社」などへのアクセス

筑後船小屋駅は九州新幹線の駅で、恋愛成就のパワースポットとして人気の「恋木神社」への玄関口でもあります。周辺には観光案内所もあり便利です。

柳川・久留米・筑後の移動手段

福岡県南部に位置する柳川・久留米・筑後エリアは、公共交通網が整っており、観光客でも比較的スムーズに移動できます。各エリアの特徴に応じて、電車、バス、自転車、レンタカーなどを使い分けるのが便利です。

主要な公共交通機関

西鉄電車(西日本鉄道)

西鉄天神大牟田線は、柳川・久留米の主要駅を結ぶ主要路線で、福岡市方面や他の地域への移動にも便利です。

  • 西鉄久留米駅から西鉄柳川駅までは約30分
  • 本数も多く、日中でも10~15分に1本程度運行

JR九州(在来線・新幹線)

JR鹿児島本線や九州新幹線を利用すれば、久留米・筑後エリア間の高速移動が可能です。

  • JR久留米駅JR羽犬塚駅(筑後市)は約15分
  • 筑後船小屋駅は新幹線の停車駅で、熊本・博多方面へのアクセスにも便利

西鉄バス・堀川バスなどの路線バス

各市内や郊外の観光スポットへは路線バスが便利です。主要なバス停は駅前に集中しており、接続もしやすくなっています。

  • 柳川市内の川下り乗り場などへアクセス可能
  • 久留米市内観光(久留米成田山、石橋文化センターなど)に便利

観光に便利な移動手段

観光人力車(柳川)

柳川では、川下りだけでなく人力車観光も楽しめます。歴史ある町並みや水路沿いを案内人と一緒に巡ることで、より深く地域文化に触れられます。

観光川下り(柳川)

柳川名物の川下りは、観光スポット間の移動手段としても活用できます。四季折々の風情を感じながらのんびりと移動できます。

レンタサイクル

久留米駅・柳川駅・筑後船小屋駅などでレンタサイクルを利用できます。市内観光には自転車がちょうどよく、特に春や秋の気候が快適な季節におすすめです。

レンタカー

郊外の温泉地や農園、フルーツ狩り施設、山間部の神社仏閣などを巡る場合はレンタカーの利用が最適です。主要駅周辺に複数のレンタカー店舗があります。

タクシーと観光タクシー

通常のタクシー

駅前や主要施設ではタクシーが常駐しており、観光地間の短距離移動に便利です。台数が限られる場所もあるため、事前に予約するのがおすすめです。

観光タクシー・貸切タクシー

観光客向けに貸切タクシーでの観光プランを用意している業者もあります。運転手がガイドを兼ねる場合もあり、安心して観光を楽しめます。

地域内交通の特徴とポイント

ポイント1:西鉄とJRの乗換に注意

同じ市内でも西鉄とJRの駅が離れている場合があるため、乗換が必要な際は事前に地図で確認すると安心です。

ポイント2:混雑時間帯の移動には注意

通勤・通学時間帯(朝7:30~9:00、夕方17:00~19:00)は電車やバスが混雑することがあります。時間に余裕をもって行動するのがおすすめです。

ポイント3:観光案内所での情報収集

柳川駅・久留米駅・筑後船小屋駅などの観光案内所では、バス時刻表やレンタサイクル情報などを提供しています。初めての訪問時はぜひ立ち寄りましょう。

柳川・久留米・筑後の観光コース

福岡県南部に位置する柳川・久留米・筑後エリアは、歴史・文化・自然・グルメが揃った魅力あふれる観光地です。ここでは、公共交通や車を使って効率よく巡れるおすすめコースを、テーマ別にご紹介します。

1日モデルコース:柳川・久留米をめぐる文化とグルメの旅

午前:柳川の歴史と風情に浸る

柳川川下り(御花周辺)

柳川観光の代名詞である川下りを楽しみながら、柳川の水路沿いの町並みや風情を満喫。船頭の唄やガイドも魅力のひとつです。

北原白秋記念館

柳川出身の詩人・北原白秋の生家を改装した記念館。白秋の作品世界や柳川の文化を学べます。

昼食:名物うなぎのせいろ蒸し

柳川名物のうなぎのせいろ蒸しを老舗で堪能。代表的な店には「若松屋」「本吉屋」などがあります。

午後:久留米の文化と自然に触れる

石橋文化センター

ブリヂストン創業者が設立した文化施設。美術館や音楽ホール、季節の花々が咲き誇る庭園などが整備されており、芸術と自然を同時に楽しめます。

久留米成田山

巨大な不動明王像が目印の寺院。高台に位置し、久留米市街や筑後平野を一望できます。

久留米ラーメンで〆の一杯

豚骨ラーメン発祥の地・久留米で、本場の久留米ラーメンを堪能。「丸星ラーメン」「大砲ラーメン」などが有名です。

2日モデルコース:筑後を加えた癒やしと学びの旅

1日目:柳川・久留米エリア(上記モデルコースと同様)

2日目:筑後エリアを中心に巡る

筑後広域公園

筑後船小屋駅前に広がる大型公園。自然散策やレジャーが楽しめ、春には桜、秋には紅葉も見事です。

恋木神社(こいのきじんじゃ)

全国でも珍しい「恋愛成就」を祈願する神社。ハートがあしらわれたモチーフが多く、カップルや女性に人気のスポットです。

九州芸文館

建築家・磯崎新氏が設計した文化施設で、地元アートや展示イベントが開催されます。近代建築好きにもおすすめ。

温泉でリラックス:船小屋温泉郷

美肌の湯として知られる船小屋温泉で、旅の疲れを癒やしましょう。日帰り温泉も充実しています。

おすすめの周遊方法

電車+徒歩で巡る

西鉄電車やJR鹿児島本線を利用し、各駅から徒歩圏やバスで観光地へアクセス可能。特に川下りや市街地散策には公共交通が便利です。

レンタカーで広域をカバー

久留米駅や筑後船小屋駅周辺でレンタカーを借りれば、郊外の温泉地や神社、田園地帯にある観光農園なども楽に訪問できます。

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